修理速報
季節が冬に近づき、気温が下がって来ると増えてくる修理のご依頼があります。
それはバッテリー交換。
iPhoneなどに使われるリチウムイオンバッテリーは、低温や高温の環境では性能が下がるという特徴があります。
新品のバッテリーの性能が多少下がっても体感できるほどの悪影響はありませんが、元から劣化しているバッテリーだと顕著な症状が出てきやすいようです。
目に見えて減りが早くなったり、残量があるのに勝手に電源が落ちたりするようならば、バッテリーの交換を検討した方がよいでしょう。
今回お預かりしたiPhone6は、本体設定画面で確認できる「バッテリー最大容量」が89%と表示されていました。
バッテリーの最大容量は、新品のころを100%とし、フル充電時の電力量がどれだけあるかを示す数値です。
最大容量が70%と表示されているならば、「新品の頃と比べて7割程度しか電力を貯められなくなっている」ということがわかります。
なお、最大容量が80%前後に差し掛かると、人間の感覚でもわかるくらいに減りが早くなるようです。
当店にバッテリー交換で持ち込まれるiPhoneのバッテリーも、だいたい80%台かそれ以下のものが多いですね。
iPhoneのバッテリー最大容量を確認できるのは、iPhone6以降の機種で、なおかつiOSバージョンが11.3以上のものに限られます。iPhone5など古い機種は最大容量の確認はできませんのでご注意ください!
さて、今回持ち込まれたiPhone6に話を戻すと、バッテリーの最大容量は89%と表示されていました。
数値上ではまだまだ余裕がありそうな気もしますが、購入してから2~3年以上使用しているとのことで、年数を考えるともっと劣化が進んでいてもおかしくはありません。
今回のように、iOSが示すバッテリー最大容量と実際のバッテリー容量との誤差が発生することは結構多く、3年間一度もバッテリーを交換していないiPhoneの最大容量が90%台を維持したまま…という例も多いです。
iOS11.3がリリースされる以前に発売された機種(iPhone6や6sなど)でこの誤差が出る例が多い事を考えると、古い機種ではバッテリー最大容量をうまく計測できないバグがあるのかもしれませんね。
バッテリーを新品に交換すれば、設定画面に表示される最大容量も100%に戻り、減りが早かったり突然シャットダウンする症状も改善できます。
ただし、本体メインボード劣化による燃費の悪化や、バックグラウンドで動作しているアプリ、iOSアップデートによるバグなどもバッテリーの消費に影響を与えます。
バッテリーを交換した後、購入当時と同じレベルまで電池の減りが改善できる…とまではいかない例もあるのでご注意ください。
スマホスピタル大阪駅前第4ビル店では、iPhoneのバッテリー交換を最短15分で承っております。(平均で30分程度です)
地下鉄御堂筋線梅田駅、谷町線東梅田駅から地下街を通ってすぐですので、お仕事やお買い物などの合間にご来店いただくことも可能!
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